板作り。

2017.02.16

 
今までに何度かやったことがある板作り。
 
シグネイチャーボードといった感じのことをやらせてもらったことがありましたが、
ほとんどがグラフィックや長さ、硬さを意見するくらいなもので、既にあるパターンを自分好みに組み合わせる様な感じでした。
 
ですが、今やらせてもらっているのはボトムデザインからアウトライン、トーション、フレックス、コアの自分の好みを細かく伝え
サンプルを作ってもらっています。
 
僕が細かく数字で伝えることは出来ないですが、どういう場所でどんな滑りをしたいか?何を求めているか?を作り手に話し、それを形にしてもらう。
 
ということは、サンプルを作ってくれる作り手がかなり重要になってくるのですが、僕の場合は世界トップライダーの一人であり、ASMO(no foot)をやっていて、尊敬しているヴォレ・ニベルトが僕の作りたい板の理想を理解してくれて、プロトタイプを作ってくれています。
 
しかもハンドシェイプで!!
 
この恵まれた環境を作ってくれている、SALOMON SNOWBOARDS、尊敬しているヴォレ、リットンに感謝しています。
 
リットンが僕の好みを数字に表し、それをヴォレが自分のラボであるHILL SIDEラボでハンドシェイプしてくれた
ファーストサンプルがこれです⬇
今、ちょうど空の⬆を飛んでいることだと思います。楽しみすぎて待てないw
 
 
横から見るとこんな感じです。
 
パウダーでの浮力、スピードのことを考えたラウンドノーズ。(切れているのは見た目があまり好きじゃないので)
 
取り回ししやすい乗り味。
 
僕はフリースタイルフリーライディングでのスノーボードが好きなので、流れを意識しながら飛ぶこと、曲がること、パウダー、
ゲレンデ、コーンスノー、クーロアールなどのスティープでタイトなとこでのライディング、そのほかにもデカくてゆるくて気持ち良い沢、、、
 
そんなロケーションやコンディションをイメージし、自分がストレスなく滑りたいと思い,板作りをしています。
 
どれか一つに特化している訳ではないから、カーブだけを追求している人は他の板が良いかもしれませんが、カーブもしたいけど飛びもしたいなどオールラウンドに考えた人なら僕の板は乗りやすいのと思います。w
 
今までで一番好きに作らせてもらっているボード。
 
これで終わりではなく、このサンプルを乗り、また改良に入ると思われますが
いきなり1発目から調子良いんじゃないかとも思っています。
 
ヨーロッパから昨日送られたようなので、来週にはテスト出来るといいな。
 
 
テストしたらまたブログでお話ししたいと思います。