スタンスやセッティングに関しての話。
2017.08.09
おはようございます。
久しぶりのブログアップですが、今日は僕のスタンスやセッティングについて変化してきたことを書こうかなと思います。
まず、スタンス幅の変化をざっくり書くと、、
ボードを始めた頃は覚えてませんが、今から16年ほど前にソルトレイクオリンピックに出た頃のスタンスは覚えているのでそこからの変化なのですが⬇︎
・17歳オリンピックの時
【スタンス幅50〜51センチ セットバック2センチ程度 角度 左18 右−6】
この時はスイッッチトリックがほとんどできていなかったのでレギュラーメインで考えていました。
その後、ジャンプやパイプでもスイッチトリックをする機会が増えてきたのと、ワイドスタンスが流行っていたために
流れに乗ったこともあり、、w 最大で62センチまで行ったこともあります。(infinity後半時代)
・20歳〜25歳くらいの時
【スタンス幅57〜62センチ セットバック0〜1センチ程度 角度 左15 右−15】
着地が踏ん張りやすく、当時は滑りにくいとは思っていませんでした。wあんまりカービングも意識していなかったので。
コンテストにはだんだん出なくなり、バックカントリーにハマりだしてからは、フリーランがメインということもあり、そうなるとやっぱり
メインスタンス(レギュラー)で滑ることが多くなるので、自然と板は長くなり、スタンスも変化していきました。
もちろんスイッチのジャンプはガンガンしていたので、毎年1目盛ずつ後ろ足のダックを改善していきながら慣れて行ったという感じで。
いきなり角度を振りすぎると、滑りに影響してしまうので、そこの部分は考えながらやっていました。(後ろ足の角度のこと)
じゃあ変えなければ?と思う人もいるかと思いますが、スタンスが広すぎると板が踏めない、カービングする時にかなりやりにくいということが嫌だったので。
体を倒せばダックでもある程度カービングはできますが、膝を使って、板を前に送り出すような動きがダックだとしづらい。というか俺はできないとなと思ったので。w
なのでカービングしやすく!
ジャンプはそのときの角度で慣れていこう!と思いました。
それから7〜8年経って今ではだいぶメインスタンスで滑る時間が増えて、いい感じに滑れています。
もちろんスイッチする機会はありますが、トリックをやるにはやっぱり少し滑りにくくなった気しますが、そこは慣れとしょうがない!という気持ちで気にしないようにしてます。w
だって滑る時間の大体8〜9割はメインスタンスなので、気持ちよく乗れる時間が多い方がいいですよね。
あとは”滑りの理想”や”滑るフィールド””乗りたい板”も好みが変化してくるので、道具にもあった動きが一番かなと思います。
たまにゲレンデで滑っている人を見かけると、フリーライドメインの板に乗りながら、鬼ダック&ワイドスタンスをかましている人がいますが、それではせっかくの板の性能も自分の性能も最大限に出せないのではと個人的には思います。
だから、まずは自分が滑るフィールドや滑り方の理想に合わせて、道具選びや、セッティングを変えていくことはやった方がいいなと思ういます。
長年変えてこなかったスタンスやセッティングが一番いいと思い込んでしまいがちだと思いますが、実は最初の違和感だけで、1シーズンくらいで慣れてきたら絶対こっちの方がいいと感じると思います。
・現在のセッティング
【スタンス幅53〜54センチ セットバックは結構あります。その板のリファレンスでなるべく乗るように意識しています。
角度 左21 右0か−3】
まずは少しずつ。
ですね。
【体が動きやすいセッティング】
【板の性能が発揮しやすいセッティング】
これを追求するだけでも楽しいし、曲がるだけでも伸びしろを増やしたり、板を選ぶ際の見方が変わったり、と新しい感覚が出てくると思います。
体も年齢やメンテナンスにより柔軟さや可動域などが進化、退化してくるので、同じセッティングがずっといいというわけでもないと思っています。
ジャンプなどのトリックはいつかはしなくなるかもしれませんが、滑ることに関して言えばかなり長く追求できるスノーボード、ゆっくりじっくり楽しみましょう!!
ちなみに僕は今でも滑る場所や、やりたいことの割合が少しずつ変化してきているので、スタンスもちょっとずつ前振りになってきています。
滑るスタイルやフィールド、理想の滑りが、フリースタイルからフリースタイルフリーライドに変わってきているからです。
僕はこうやってスノーボード向き合いながら楽しんでます!!
ってこと書きたかったのかわからないけど、、
皆さんのスノーボードライフに役立てば!!嬉しいなということで終わりにしたいと思います。
次回は乗りたい板の形について書こうかな〜